竜ヶ浜キャンプ場からのお知らせ

2019.07.10

竜ヶ浜植物日記26 コオニユリ


コオニユリ ユリ科

7月に入り、道端や海岸の木陰に美しいオレンジ色のユリが咲き始めました。花は下を向いて咲き、花弁はオレンジ色の地に暗紫色の斑があり、強く反り返ります。草丈は30~70cmくらい、笹の葉形の細長い葉は長さ10~15cmくらいで、茎の全周に互い違いにつきます。本州・四国・九州に広く分布します。鱗茎は食用で、いわゆるユリ根として販売されているものの多くはコオニユリの鱗茎だといわれています。

大月町では、同じ時期にコオニユリとよく似ていて一回り大きい花を咲かせ、葉の付け根に暗紫色のムカゴを作るオニユリも見られます。

2019.07.06

竜ヶ浜植物日記25 ボタンボウフウ


ボタンボウフウ セリ科

海岸に生える多年草で、3葉に分かれた小葉がミツバのように3方に出ます。葉は白っぽい緑色で、柏島では「ボフ」「ボウフ」と呼ばれ、若葉は天ぷらなどで食用にされます。6~8月に枝先に20輪ほどの小さな白花が束になったものが20束ほど集まって咲きます。沖縄で「長命草」と呼ばれるものと同じ種ですが、葉の様子や生育する場所がいくらか異なる事から、沖縄産のものを変種とする研究者もいます。

2019.06.28

竜ヶ浜植物日記24 テリハノイバラ


テリハノイバラ バラ科

本州から沖縄の日当たりのよい海岸や草地などに、地面を這うようにトゲのあるツル状の枝を伸ばしていばらの薮になります。葉は5枚から9枚の小葉が羽状に配列する複葉です。5~7月頃枝の先端に3~4cmもある大きな5弁の白い花が咲き、実は熟すと1cmほどの赤い球状になります。葉が厚くて光沢があるため「照葉野薔薇」といいます。

2019.06.23

竜ヶ浜植物日記23 ハマユウ


ハマユウ ヒガンバナ科

海岸の土手の上や海岸近くの道端などでよく見られる大型の多年草で、肉厚で細長い葉が株になり、夏に株の中から太い茎が伸びて頂端に多数の白い花が咲きます。花は白くて細長い6枚の花被が反り返っていて、夕方から夜にかけて強い芳香を放ちます。花が終わると白くて丸い直径3cmくらいの種ができ、この種は厚いコルク質に被われていて水に浮き、海流によって遠くに分散します。種は海岸に打ち上がると水がほとんどない環境でも発芽します。夏の海岸に咲くハマユウの白い花はとても美しく、大月町の花に指定されています。

2019.06.20

竜ヶ浜植物日記22 タイトゴメ


タイトゴメ ベンケイソウ科

関東から九州の海岸に見られる多年草で、茎は地表を長く這ってたくさんの枝が出ます。枝は米粒のような葉が鱗のように密生した房になり、地表を覆いつくします。冬から春にかけて房の先端部以外の葉が赤く色づきます。5~7月ころ房の頂端に5弁の黄色い花が咲き、黄色い絨毯のようになります。タイトゴメは大唐米と書き、室町時代に多く栽培されていた長粒の赤米の名で、葉の色や形が似ていることから名付けられました。

2019.06.19

竜ヶ浜植物日記21 ヒトモトススキ


ヒトモトススキ カヤツリグサ科

竜ヶ浜キャンプ場の南側には海岸が近いためいくらか塩分のある湿地が広がっていて、独特の植物が成育しています。塩性湿地を代表する植物のひとつが、ヒトモトススキです。高さ2mを超える背の高い草が湿地を覆いつくすほど群生しています。細長い葉の両側と裏側の肋には鋸歯があり、葉をこすると皮膚が切り裂かれることから別名を「シシキリ(肉切り)ガヤ」と言います。ヒトモトは”一本”で、一株から多数の葉を出すことから名付けられました。夏に花茎が伸び、先の方30cmくらい5~7節に褐色の小穂がかたまって付きます。

2019.06.14

竜ヶ浜植物日記20 ヒメコバンソウ


ヒメコバンソウ イネ科

江戸時代に帰化したヨーロッパ原産の外来種で、本州から沖縄の乾燥した道端や草地、海岸などに多く見られます。細長い葉が株立ちになり、夏には細いが硬い茎が50~60cmの高さまで伸びて三角形の小穂をたくさんつけます。茎を摘んで振るとシャラシャラと音がするため、スズガヤと呼んで子供達が遊びます。

2019.06.05

竜ヶ浜植物日記19 クサスギカズラ


クサスギカズラ キジカクシ科

本州~四国~九州の海岸の崖などに生育します。地下にサツマイモ形の根茎があり、硬い木質化した茎が立ち上がります。茎にある強大なトゲの脇から細いツルが伸びて他の植物にしなだれかかります。5月末から6月にかけて6弁の小さな白い花が咲きます。根茎は「天門冬テンモンドウ」という生薬で、滋養、強壮、緩和、止渇などの薬効があると言われています。見た目からは想像しにくいですが、アスパラガスの仲間です。

2019.05.26

竜ヶ浜植物日記18 テリハノイバラ


テリハノイバラ バラ科

本州から四国、九州、沖縄まで、中国本土、朝鮮半島にも分布する野生のバラです。枝にはトゲがあり、地を這ってマット状になったり薮(ヤブ)になることがあります。5~9枚の小葉が羽状に配列した複葉になっていて、葉は肉厚で光沢があります。6~7月頃直径3cmあまりのイチゴの花のような白い花が咲きます。

2019.05.22

竜ヶ浜植物日記17 クワ


クワ クワ科

明治から昭和の初め頃まで、大月でも養蚕が盛んに行われていたようです。そのため、集落の周辺にはたくさんの桑(クワ)が植えられていました。5月から6月にかけて花が咲き実がなりますが、桑の実はマルベリーと言って、黒くなるまで熟したものは甘くてとても美味しいものです。若葉は健康茶としても利用されているようです。

ところで、桑港とかいてサンフランシスコと読みます。中国で「桑方西斯哥港」と漢字をあてたのがもとのようですが、「桑(蚕(かいこ・サン)が孵卵してから死すまで世話になる木)の港」だから桑港、と教わったことがあります。出き過ぎですね。

<< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >> 19ページ中1ページ目
これからイベントもいっぱいやりまーす!!

カレンダー

<<2019年07月>>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031