竜ヶ浜キャンプ場からのお知らせ

2019.05.22

竜ヶ浜植物日記17 クワ


クワ クワ科

明治から昭和の初め頃まで、大月でも養蚕が盛んに行われていたようです。そのため、集落の周辺にはたくさんの桑(クワ)が植えられていました。5月から6月にかけて花が咲き実がなりますが、桑の実はマルベリーと言って、黒くなるまで熟したものは甘くてとても美味しいものです。若葉は健康茶としても利用されているようです。

ところで、桑港とかいてサンフランシスコと読みます。中国で「桑方西斯哥港」と漢字をあてたのがもとのようですが、「桑(蚕(かいこ・サン)が孵卵してから死すまで世話になる木)の港」だから桑港、と教わったことがあります。出き過ぎですね。

2019.05.21

竜ヶ浜植物日記16 ハマボッス


ハマボッス サクラソウ科

日本全土から中国、東南アジア、インド、オセアニアまで、北太平洋~インド洋沿岸の海岸に広く分布する海岸植物です。高さ30~50cmくらいで、赤い茎と光沢のある厚い葉、枝の先に5弁の白い花が小さな花束のように咲くのが特徴です。

ハマボッス(浜払子)の名は、お坊さんが法事の時に使う、棒の先に白い繊維の束がついた法具「払子(ほっす)」から付けられたということですが、似ているでしょうか?

2019.05.20

竜ヶ浜植物日記15 ナガミヒナゲシ


ナガミヒナゲシ ケシ科

地中間沿岸が原産のケシの仲間ですが、幻覚作用を持つような物質は含みません。茎やツボミには毛が生えていて、ツボミは最初下向きにうなだれていますが、咲くときにはまっすぐに立ちます。花は朝咲いて昼頃には散ってしまい、フタのある壷のような実がなります。

日本では60年ほど前に初めて確認された外来種ですが、オレンジ色の花が美しいことや、ひとつの花から1600粒ほどの種子(いわゆる、芥子の実ですね)ができ繁殖力が旺盛なこと、自分が生えている場所に他の植物が生えにくいような物質を出すことなどによって世界各地で爆発的に増えている植物です。栽培が禁止されている「特定外来種」には指定されていませんが、複数の自治体で駆除の呼びかけをしています。竜ヶ浜でも対策をしていこうと思っています。和名のナガミヒナゲシは、他のケシ類に比べて実が長いことからつけられました。

2019.05.14

竜ヶ浜植物日記14 ナガバモミジイチゴ


ナガバモミジイチゴ バラ科

柏島周辺の山の道端などで普通に見られるキイチゴで、高さは2mくらいになります。日本中部から九州まで、西日本に分布しますが、葉の大きさや形は地域によってかなり異なるようです。竜ヶ浜近辺ではシワの多い3又は5裂の葉で、葉の長さは20cm程度。葉柄や葉脈の裏側にはトゲがあります。枝にもトゲがありますが、水平に伸びるので互いに絡み合って薮になったりはしません。5月頃細い枝の下側にぶら下がるようにオレンジ色~黄色の果実が付きます。甘酸っぱくて、野イチゴの中でも特に美味しい種類のひとつです。

2019.05.08

竜ヶ浜植物日記13 ハマアザミ


ハマアザミ キク科

海岸の砂浜、砂利浜、海岸林のキワから道路ばたまで、いたるところに生えています。葉はツヤがあって硬く、葉の縁には鋭く硬いトゲが並んでいて触ると痛いので注意して下さい。花は桃紫色で、初夏~秋まで花期の長い草です。花が終わるとタンポポのような綿毛の付いた実を飛ばします。春の新芽の時期、芽を出したばかりのハマアザミを「ハマゴボウ」といい、若い芽と根は天ぷらや酢の物などにしてとても美味しく食べられます。

2019.05.02

竜ヶ浜植物日記12 ママコノシリヌグイ


ママコノシリヌグイ タデ科

表面に下向きの棘のある細長い茎がツル状にのび、他の草木に絡みついてイバラの薮を作ります。枝は赤く、柄のある三角形の葉が互生します。葉の根元には托葉が茎のまわりを囲んでいる。花は初夏~秋にかけて葉の反対側から出た茎の先端にピンク色の小さな花が10個ほど集まって咲きます。茎にも葉柄にも葉脈にもトゲがあり、触ると痛いので注意が必要です。それにしても、継子(ままこ)の尻ぬぐいとは…

2019.04.29

竜ヶ浜植物日記11 コマツヨイグサ


コマツヨイグサ アカバナ科

本州から九州に広く定着している北米原産の帰化植物です。月見草(オオマツヨイグサ)よりやや小さい黄色い4弁の花が5~8月に咲きます。「待宵草」といいますが昼にも花が咲きます。

日本の砂浜によく適応し、ハマヒルガオなどの砂浜の在来植物を駆逐するおそれがあることから、環境省によって「重点対策外来種」に指定されています。まだそれほど優勢ではありませんが、竜ヶ浜でも海岸のあちこちで見かけます。抜き取っていこうと思っています。

2019.04.26

竜ヶ浜植物日記10 オオジシバリ


オオジシバリ キク科

日本中の道端で普通に見られる、いわゆる雑草です。茎が地をはって長く伸び、互いに絡み合って「地面を縛る」ことからこの名がついています。

葉は細長いヘラ状で、花は一見タンポポに似ていますが、タンポポよりはシンプルで小さく、花弁の外縁はギザギザになっていて、裏側が赤茶色になります。茎や葉をちぎると白い汁が出て、舐めると苦いので「にがな」と呼ばれることもあります。

2019.04.23

竜ヶ浜植物日記9 ツヤスミレ


ツヤスミレ スミレ科

日本で最も一般的に見られるスミレはタチツボスミレといい、ハート型の葉とそこから茎が立ち上がり、先端に「すみれ色」の花が咲くの特徴です。タチツボスミレにはたくさんの品種があり、太平洋岸の海岸に多く見られるのがツヤスミレと呼ばれる品種です。その名の通り、キレイなハート型の葉にツヤがあるのが特徴です。海岸の山との際にたくさん群生していて、3~5月頃花が咲きます。

2019.04.21

竜ヶ浜植物日記8 イワタイゲキ


イワタイゲキ トウダイグサ科

関東以南、朝鮮半島南部、台湾までの海岸の岩場や草地に生えます。30~50cmの真っ直ぐな茎のまわりに柳葉形の葉が放射状に付き、4~6月頃茎の先端部に黄色い花がかたまって咲きます。

黄色い花の一番下の2枚の花弁に見えるものは包葉という葉で、その上にさらに5弁の包葉があり、その上にオシベのように見える小さな雄花が輪生し、中央先端のメシベに見える物が雌花です。ひとつひとつの花は実は小さな花束で、茎の先端にたくさんの花束が集まった花束があり、花束をいただいたたくさんの茎が花束のように生えているという、花束の代表選手のような植物です。

葉や茎を傷つけると白い汁が出ますが、この汁が体に付くとかぶれることがあります。

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